Saturday, February 11, 2006
旅人にはそれぞれ忘れられない瞬間があると思う、ある意味旅とはその瞬間に出会うためにでるのかもしれない。
この一枚はピンボケだし、ぶれていて決して良い出来ではない
チベットの未開放逐に潜り込んで二週間ほどがたって
めちゃくちゃあせっていた、10日ほどで抜ける予定だったので
日本の家族に連絡が途絶える事を知らせていなかったのだ。
そのうえやっとヒッチハイクしたトラックは野菜の行商でちっとも前にすすんでくれず
この日も一日かかって40キロほどしか進んでいなかった。
日が暮れかかったとき遠くの草原で一頭だけ白馬が走っていた
まるで夢のように美しく見えた。
きつい中国、をやっと抜けて憧れだったチベットに入ったが、公安につかまれば
中国に返されるリスクを背負っての旅だったので精神はそうとうまいっていたと思う。
この白馬を観た瞬間「そうだ!俺はもともと旅はきついものだと判りきっていたはずだ、
その後褒美に、こんな瞬間があるんだ、無理をきいて旅たたせてくれたカミサンに
こんな気分で旅していたら申し訳ない、」なんて空元気だした時の思い出。
